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理事長挨拶

挨拶

 社会福祉法人「蓬莱会」は、平成12年4月3日に法人として設立して以来、向島の「ゆうあい」をはじめとして市内数カ所に事業所を展開し、利用者さんのご希望に添う施設を運営しているところであります。
 この「蓬莱会」という法人名は、その昔、江戸時代にはこの向島を蓬莱島と呼んでおり、島の中央にそびえる山は「錦山」と呼んでおりますが、やはりその昔江戸時代には「蓬莱山」と呼ばれており、これに由来しております。
 また、利用者が入所する「ゆうあい」に、子供さんを預けられている保護者にとっては、月に一度や週に一度「逢いに来る」施設であり続けてほしいという思いで命名したものです。
 そして、向島小学校の校歌の一番の歌い出し「大蓬莱の幸をうけ・・・」と歌われており、この法人の名前に思いを込めたところです。
 その向島小学校の校庭に樹齢100年の寒桜がありますが、現在山口県と防府市の天然記念物に指定されているところで、これにも14年前に「蓬莱桜」と命名したところです。さらに、現在漁協で進められている養殖のあさりにも「蓬莱あさり」と名前がつけられたところです。
 向島にお世話になり21年目を迎えますが、当法人は地域とともに歩み地域の中で生きていくことを基本理念として、これからも、向島を拠点に利用者さんのサービス向上に役員・職員一丸となって努めてまいります。
 終わりに、是非、3月の「蓬莱桜」4月の向島運動公園の約500本の桜も見ていただきたいと思っております。
 今後とも、私ども社会福祉法人「蓬莱会」をどうぞよろしくお願い致します。
 
 
令和3年4月1日
社会福祉法人蓬莱会 
理事長 阿部次男

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